まぁるい時間

思うこと 思ったこと 感じるままに

6月9日 晴れ

あの日もとても良いお天気の穏やかな日で

水ぼうそうにかかっている子どもとのんびり家で過ごしていた。

 

子どもたちは楽しく遊んでいて

午前中だったからなのかご機嫌で

私は家事をしていた。

 

そんな時、突然ゴォォォォォォッと音がした。

『なんの音??』

焦って聞いても子どもたちはキョトン。

 

なんだったろう?

絶対に聞こえたよね???

 

数分して父からの電話。

『お母さん、今1人で逝ったよ。

 慌てないでゆっくり帰っておいで。』

 

 

あー、お母さん来てくれたんだ。

そうだったんだ。

 

子どもが水ぼうそうにかかっていて

危ないと言われていた母の元に行けなかった。

可愛がってくれていた孫にも合わせられず

申し訳ないと思いながらも

治ったら行こうと思っていた。

そして急に悪くなるなんて思っていなかった。

 

GWに帰った時にはまだ元気で自分で食事もしていたし

歩いていたのになぁ。

 

そんなことを思いながら

8時間ほどかけて実家に帰った。

 

そんな虫の知らせを初体験したのが21年前の今日。

早いなぁ。

 

あの時の水ぼうそう君は21歳になりました。

可愛い可愛いと言ってくれたお姉ちゃんは23歳になりました。

そして、会えなかったチビちゃんは18歳になりました。

 

早いねぇ。

3人とも元気に育ってくれています。

ありがとう。

 

合掌。